偏差値について解説

確率分布

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あい
あい

今回は偏差値に
ついて解説します

偏差値(Standard Score)とは

偏差値とは

データの個々の値が

平均値が50、標準偏差が10の正規分布

の平均値からどれだけ離れているか

を数値にして確認する指標です

データの個々の値の確率変数xを

\(N(50,10^2)\)に従う確率変数に

変換します

\(\displaystyle Z=\frac{X-μ}{σ}×10+50\)

あい
あい

偏差値は
この正規分布の平均値から
どれだけ離れているかを
理解する尺度なんですね!
早速例題を解いて偏差値に対して
理解を深めていきましょう!

例題1

偏差値

数学の全国模試の
平均点が62点
標準偏差が15であった

自身の点数は70点だった
偏差値を計算せよ

\(\displaystyle Z=\frac{70-62}{15}×10+50\)

\(=55.3\)

自身の偏差値は55.3です

あい
あい

真ん中の人より

点数良かったんだ~

偏差値55.3が具体的に上位何%なのか

次の例題で計算します

例題2

偏差値

数学の全国模試の偏差値は55.3点だった
このテスト点数は上位何%でしょうか
正規分布表を使って確認せよ

確率分布表 | データと統計学 (df-learning.com)

正規分布表はN(0,1)の確率密度関数に

従う表です。

偏差値は\(N(50,10^2)\)の正規分布に

従う確率変数なので

標準化を行う必要がある

\(\displaystyle u=\frac{55.3-50}{10}\)

\(u = 0.53\)


Pr(x≧55.3) = 0.298より

この人の数学の点数は全国模試受験者の中で

上位29.8%であることが分かる

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