今回はPythonの
モジュール
パッケージ
ライブラリについて
ついて説明します
[PR]※本サイトにはプロモーションが含まれています
目次
モジュールとは
Pythonのソースコードを記述したファイルのこと
拡張子.pyのファイルの事を示します。
モジュールには関数、変数、
クラスを定義することができ
他のコードで再利用することができます
パッケージとは
複数のpyファイルをまとめたフォルダのこと
Pythonではパッケージ識別のため
フォルダ内に__init__.py
という名前のファイルが必要です
四則演算のパッケージを作り
各演算をpyファイルに纏めたものが
以下のような構成に
なっています
パッケージという
箱に各演算機能を備えた
pyファイルが
まとめられていることが
図から分かりますね !
ライブラリ
他のプログラムから
呼び出されるものの総称のこと
関数、モジュール、
パッケージが呼び出された場合
そのものをライブラリと呼びます
標準ライブラリ
Pythonと一緒にインストールされる
パッケージ、モジュール
組み込み関数のこと
import処理が不要です
print, math, random etc..
サードパーティライブラリ
importを使って呼び出す外部ライブラリのこと
データ分析に利用されるpandas
数値計算ライブラリnumpy
可視化ライブラリmatplotlibなどは
サードパーティライブラリに当たります
【演習】四則演算ライブラリを実装する
VS codeを利用して
四則演算パッケージを作成し
ライブラリとして実装します
vs codeを起動して
黄色いまるで囲まれた
エクスプローラーをクリックし
作成するフォルダーを開きます
今回はsampleという
フォルダーを作成して
開きます
calculationというパッケージを作成し
__init__py
足し算、引き算、掛け算、割り算
のモジュールを作成します
addition.py
def add(a,b):
c = a + b
return c
subtraction.py
def sub(a,b):
c = a - b
return c
division.py
def div(a,b):
c = a / b
return c
multiplication.py
def mul(a,b):
c = a * b
return c
四則演算機能を備えた
パッケージが完成
しました。
次に
このパッケージから
演算機能を
呼び出し
ライブラリとして
利用していこうと
思います
四則演算ライブラリを呼び出すモジュールを作成する
main_program.pyを
四則演算ライブラリの外に作成します
main_program.pyにモジュールをimportする
main_program.pyに
caluclationパッケージから
演算モジュールをimportしていきます
# calculationパッケージから各四則演算モジュールをインポートする
from calculation import addition,subtraction,division,multiplication
caluculationパッケージから
各四則演算モジュールを
main_programに
インポートしたので
main_program.pyで
使えるようになりました
演算ライブラリから
演算機能を持っている関数を
呼び出していきます
# calculationパッケージから各四則演算モジュールをインポートする
from calculation import addition,subtraction,division,multiplication
add = addition.add(8,4)
print(add)
sub = subtraction.sub(8,4)
print(sub)
div = division.div(8,4)
print(div)
mul = multiplication.mul(8,4)
print(mul)
出力結果
ちゃんと演算パッケージから
演算機能をimportして
main_program.pyで
使えていますね